2007年07月29日

東京散策 第53回

第53回 浅草・本龍院を訪ねて《前編》
〜大根と巾着のお寺で知られる待乳山聖天〜

本龍院写真1

本龍院写真2

待乳山本龍院
(まつちやまほんりゅういん)

宗派:聖観音宗
本尊:大聖歓喜天
交通:東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武伊勢崎線の浅草駅下車10分

本龍院のある待乳山(まつちやま)は、推古3年(595年)に一夜にして現れ、その時金龍が舞い降りたとされることから金龍山と号する。その後、推古9年(601年)、大干魃の時に十一面観世音菩薩がこの山に降りたと伝えられている。江戸時代中期には、詩や歌にも詠まれ江戸名所の一つとして知られ、参道には茶屋が軒をならべた。震災戦災に遭った本堂は昭和24年(1949年)再建に着手、36年(1961年)に完成。内部は旧本堂の様式を踏襲している。外陣格天井には墨画の竜などが奉額されている。

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2007年07月24日

東京散策 第52回

第52回 目黒・瀧泉寺を訪ねて《後編》
〜目黒不動の名で親しまれる、日本三大不動の名刹〜

瀧泉寺写真3

瀧泉寺写真4


泰叡山瀧泉寺
(たいえいざん りゅうせんじ)

宗派:天台宗
本尊:不動明王像
交通:JR山手線・目黒駅より徒歩20分
   東急目黒線・不動前駅より徒歩15分

瀧泉寺は、平安時代(808年)に慈覚大師円仁が下野国から比叡山の最澄のもとへ向かう途中に、この地に立ち寄り不動明王像を彫刻し安置したのに創まる。関東最古の不動霊場であり日本三大不動の一つ。江戸時代には徳川三代将軍家光が尊信し、五十三棟に及ぶ大伽藍の復興を成し遂げ、五色不動(目黒・目白・目赤・目黄・目青)の一つとして江戸城
守護、江戸城五方の方難除け、江戸より発する五街道の守護に当てられ、江戸随一の名所となった。明治時代には西郷隆盛や東郷元帥等が信仰を寄せた。また、さつまいもの栽培を広めた青木昆陽の墓があり国の史跡となっている。



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2007年07月19日

東京散策 第51回

第51回 目黒・瀧泉寺を訪ねて《前編》
〜目黒不動の名で親しまれる、日本三大不動の名刹〜

瀧泉寺写真1

瀧泉寺写真2


泰叡山瀧泉寺
(たいえいざん りゅうせんじ)

宗派:天台宗
本尊:不動明王像
交通:JR山手線・目黒駅より徒歩20分
   東急目黒線・不動前駅より徒歩15分

瀧泉寺は、平安時代(808年)に慈覚大師円仁が下野国から比叡山の最澄のもとへ向かう途中に、この地に立ち寄り不動明王像を彫刻し安置したのに創まる。関東最古の不動霊場であり日本三大不動の一つ。江戸時代には徳川三代将軍家光が尊信し、五十三棟に及ぶ大伽藍の復興を成し遂げ、五色不動(目黒・目白・目赤・目黄・目青)の一つとして江戸城
守護、江戸城五方の方難除け、江戸より発する五街道の守護に当てられ、江戸随一の名所となった。明治時代には西郷隆盛や東郷元帥等が信仰を寄せた。また、さつまいもの栽培を広めた青木昆陽の墓があり国の史跡となっている。


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2007年07月14日

東京散策 第50回

第50回 芝公園・増上寺を訪ねて<後編>
〜江戸に響いた、芝の鐘〜

増上寺写真3

増上寺写真4

三縁山広度院 増上寺
(さんえんざんこうどいん ぞうじょうじ)

宗派:浄土宗
本尊:阿弥陀如来・南無阿弥陀仏
交通:都営地下鉄・三田線「御成門」駅、「芝公園」駅から徒歩3分

増上寺は明徳4年(1393年)、酉誉聖聡上人によって、江戸貝塚(現在の千代田区紀尾井町)の地に、浄土宗正統根本念仏道場として創建。文明2年(1470)には勅願所に任ぜられるなど、関東の浄土宗教学の殿堂だった。江戸時代の初め、源誉存応(げんよぞんのう)が徳川家康の帰依を受け、大伽藍が造営された。以後、徳川家の菩提寺として、また関東十八檀林の筆頭として興隆。また、総録所として浄土宗の統制機関ともなった。戦災で、徳川家の霊廟は焼失したが、焼失をのがれた三門(さんもん)・経蔵(きょうぞう)・黒門(くろもん)などを含む境内は、昭和49年(1974年)完成の大本堂とともに、近代的に整備されている。

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2007年07月09日

東京散策 第49回

第49回 芝公園・増上寺を訪ねて<前編>
〜江戸に響いた、芝の鐘〜

増上寺写真1

増上寺写真2

三縁山広度院 増上寺
(さんえんざんこうどいん ぞうじょうじ)

宗派:浄土宗
本尊:阿弥陀如来・南無阿弥陀仏
交通:都営地下鉄・三田線「御成門」駅、「芝公園」駅から徒歩3分

増上寺は明徳4年(1393年)、酉誉聖聡上人によって、江戸貝塚(現在の千代田区紀尾井町)の地に、浄土宗正統根本念仏道場として創建。文明2年(1470)には勅願所に任ぜられるなど、関東の浄土宗教学の殿堂だった。江戸時代の初め、源誉存応(げんよぞんのう)が徳川家康の帰依を受け、大伽藍が造営された。以後、徳川家の菩提寺として、また関東十八檀林の筆頭として興隆。また、総録所として浄土宗の統制機関ともなった。戦災で、徳川家の霊廟は焼失したが、焼失をのがれた三門(さんもん)・経蔵(きょうぞう)・黒門(くろもん)などを含む境内は、昭和49年(1974年)完成の大本堂とともに、近代的に整備されている。

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2007年07月04日

東京散策 第48回

第48回 大塚・護国寺を訪ねて<後編>
〜桂昌院発願の大隈重信・山県有朋らが眠る名刹〜

護国寺写真3

護国寺写真4

大本山 護国寺
(だいほんざん ごこくじ)

宗派:真言宗豊山派
本尊:如意輪観世音菩薩
交通:東京メトロ有楽町線、護国寺駅下車すぐ

護国寺は天和元年(1681年)、5代将軍徳川綱吉公が生母桂昌院の発願により亮賢僧正を招き、桂昌院念持仏の天然琥珀如意輪観世音菩薩像を本尊とし、寺領三百石を賜ったことに始まる。元禄10年(1697年)観音堂新営の幕命があり、約半年余りの工事日数でこの大造宮を完成した。これが現在の観音堂(本堂)であり、元禄時代の建築工芸の粋を結集した大建造物で、その雄大さは都下隋一のものと賞されている。明治16年(1883年)、大正15年(1926年)の火災で堂宇の多くを失ったが、観音堂(本堂)は元禄以来の姿を変えず、また近江三井寺より移築された月光殿(重文)は桃山期の建築美を今に伝えている。

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